小さなパネル
最近は、ガラスを鉛線(ケイム)で組む方法で小さめのパネルを作ることが多い。
教室では、作品の一番細いところに5mm幅のケイムを使っている。
あとはデザインによって太くしていく。サイズを変えることでメリハリが生まれる。
‥のであるが、もっと細いケイムの存在を知ってしまった。
先生に聞いたら、教室には4mmのものが少しだけ置いてあるそう。
これらは主に修理に使うとおっしゃっていた。
使ってみたい、と言ったら、精度が求められるからかなり難しいよーって。
そう聞いてしまうと俄然試してみたくなる天邪鬼。
小さなパネルを組むことに決め、デザインを描いたら、先生が「これを何倍くらいにするの?」
「えーと、このままです」
「かなり細かいね。より難しくなるけど‥まあいっか」
おおお、まさかのOK!
デザイン画の余白が足りないと指摘されて、チマチマと描き直す。
‥これ、ケイムじゃなくても難しいサイズじゃない?とガラス切り始めてから気づくも手遅れで、もう進むしかない。
4mmでの制作が自分の主流になっていったらおもしろいのかな、なんて少し思っているものの、
狙って取り組んでそこ(というのはわたしの作風みたいな)まで至ったものは今のところ、ない。
ちなみに、先生がその場でカタログを見てくださって「3mmのケイムもあるにはあるねー、でもぐにゃぐにゃじゃない?」とのこと。「4mmでもかなりやわらかいから」って。
見る前から扱いが恐ろしいんですが。
at 20:52, peroperope, 習いごと
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