器具の愉しみ

我が家にフレンチプレスがやってきた。



ペーパーやネルといったフィルターでは濾されてしまう、'コーヒーオイル'を味わうことができるプレス式。
コーヒーのおいしさはオイルにある、とも言われている。
(ただし、品質のよろしくない豆だと、それは苦味や雑味といったマイナスになる。逆に言えば、そういうえぐみ、アクのようなものはフィルターで濾すことができている、ということ)

善くも悪くも、その豆の実力がストレートに表れる器具と言えるだろう。
オイルが浮き、微粉が沈殿したコーヒーは、好き嫌いも分かれるし。

我が家には、通常のドリッパー大小のほかに、ドーナツドリッパーがあり、滴下式の水出しコーヒーメーカーがあり、いただきものの全自動エスプレッソマシーンがある。コーヒーメーカーと直火にかけるエスプレッソメーカーは処分したし、ネルフィルターは専用器具を割って以来のご無沙汰だが、サイフォンとパーコレータとプレス以外の器具はざっと使ってきたことになる。
そしてこのたび、晴れてプレスが仲間入りした次第。

同じタイミングで同じシリーズ(これはデザイン2種×3色の6色展開)を買うという店長に、「ついつい器具増やしちゃうんですよね」と話したら、「わたしなんてプレス2個目だよ」とおっしゃる。普段がプレスというわけではなく、「結局ふつうのドリップで淹れてるけどね」ということだった。
たぶん我が家もそう。気分で器具を使い分けることがある程度で、メインは一番シンプルなハンドドリップをミニマムサイズで。サブが全自動エスプレッソマシーン。夏になるとダッチコーヒーをぽたぽた落とす。
あとは本当に趣味の範囲になる。

豆と器具、それぞれの相性もまた愉しい。
どんな器具を使うときにもきちんと向き合って、豆の個性をきちんと引き出し、味わえたらいいな、と思う。

※さらに細かく言えば、ドリッパーはどれがいいか、フィルターを何にするか、ミルは電動か手挽きか、挽き目の粗さは、ポットは、カップは‥と際限なく好き勝手試みることができるのも楽しみのひとつ。まあ、最後にはシンプルパターンに戻ること前提だったりもしますが。

※この週末、使い初めるべく器具をバラして洗おうとした矢先に中のガラス部分を思い切り割りまして‥まずは部品取り寄せです。デビューはもうちょっとあとに

at 23:04, peroperope, キッチンツール

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鬼おろし

我がキッチンのニューフェイス ニコニコ、「鬼おろし」。
鬼おろしに目覚めた友達がわたしのぶんまで買って贈ってくれた。

セラミック丸皿型の鬼おろしは昔、仕事で使ってみたことがあるけど、この鋭い竹のタイプは初めて。
にんじんやきゅうりもおろせるんだって。楽しみ楽しみ♪

手をおろさないようにしなきゃ!

※‥と言うのも、最近買った細切り用の野菜スライサーで手を擦ったばかり。切れ味抜群だったからかすぐに治ったけど、そんなことに感心する前にケガしないようにしないとねえ NO!

at 19:51, peroperope, キッチンツール

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小さな玉子焼鍋

小さな銅の玉子焼鍋。ずっと欲しくて年末に注文したものが届いた。
まだピカピカ
これから「慣らし」作業♪


同じメーカーの通常サイズのを持っていて、使い勝手や卵焼きの仕上がりには満足していたものの、普段使いには大きくて、出番は海苔巻きのときくらいだった。お弁当用に使っていた小さなフッ素のはダメになり、買い替えた小さな鉄のものは鉄板が薄くて卵の焼き上がりに品がなかった。

これは10×15センチと小さく、いわゆる規格品外。規格品を作るときの銅の端材でできているそうで、お値段も手ごろ。作りはしっかりしていて、小さくても頼もしく思える。卵1〜3個用なので、「慣らし」が済んだらそれぞれのサイズで作ってみようと思う。

銅の玉子焼き鍋は強火にかけないことが何より大切。すぐに外側にうっすらと焦げ色がついてしまってがっかりする。熱の伝わりが良いから、弱い火力でもふっくらした卵焼きができるはずだ。
このミニ鍋、大事に大事に使い込んでいきたい。

大昔、このメーカーさんを訪ねたとき、職人さんが「毎日卵焼きを作ったら、洗わずに拭いてからしまう」と話されていた。確かに、そのほうが油なじみのよい鍋になるかもしれない。

※我が家の初代鍋は、訳ありで既に焦げ色がついた状態でわたしの手元にやってきました。メーカーさんには「焼き付けしなおせば色は直りますが、使用に差し支えはありません」と丁寧にご説明いただきました。確かに‥こちらも一生ものだと思っています。

at 08:04, peroperope, キッチンツール

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お気に入り2つ

穴あきレンゲと塩壺。

穴あきレンゲは、合羽橋で1つ70〜80円で買った。薄いステンレスにパンチされていて、細かなものがよくすくえる。
一番活躍するのは、味噌ラーメンのとき。具の挽き肉やコーンをこれでほぼ残さずすくって食べる。ちょっとしたものの水切りにも使える(瓶入りの刻みピクルスとか‥)。この薄さは重宝する。

家族ぶん4つ買いました♪


もうひとつ、塩壺につかっている、まっ白な蓋付き陶器。
陶器は塩が呼ぶ水分を吸ってくれる‥という記事を前に読んでからは、炒ってサラサラにしたものを蓋付き陶器に入れてコンロ近くに置いている。少し前までは、妹の韓国土産のヤンニョム用の壺を使っていたけれど、これが壊れてしまった。そうして、素材やサイズ、デザイン等々、条件に合うものを探して、見つけたのがこれ。
繊細で端正なフォルムで、磁器のように薄い陶器。塩だけ入れるにはもったいないような気もする。逆円錐で、蓋のほうが大きなつくりだから、塩をつまみ取るのにらくちんで、最初のイメージよりずっと使い勝手はいいみたい。

きれいなかたちです

at 13:38, peroperope, キッチンツール

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キッチンバサミ

数年前に神戸の夫実家で初めてこれを使ったときには感動した。
なんでもサクサク切れる。なんじゃ、この切れ味は!?
ウチにあるハサミとは雲泥の差だった。
刃物の名店「木屋」のもの。
今回おせちを初めとして、いろんな料理を作る中でこのハサミがたびたび活躍したけれど、切れ味は今も全く変わっていない。

帰省中、夫方の父から誕生祝いを包んでもらった。
せっかくだから形にしたいな、と思って、年明け早々申し込んだものが今日届いた。
ふふふっ、届きたて!

キッチンバサミにしては高価なほうだと思う。
でも、イマイチなハサミをとっかえひっかえしながら使っていくよりは、この一本を大切にしていくほうがいいなあ。キッチン用は、妥協も手伝って滅多に買い替えなんかしないから、尚更と言うか‥。

※単機能主義というとオーバーながら、性能の良いものを一点、なるべく買い替えることなく使い続けるほうが性に合っております。家電も然り。複合機は一ヶ所壊れると全部バァになったりするあたり、同じことが言えるかな〜。

at 16:36, peroperope, キッチンツール

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角閃石の鍋

ひとり暮らしをしていた頃、これでご飯を炊いていた。
ご飯は2合くらい入るかな


当時の取引先の方に安く譲ってもらったもので、しばらく炊飯器は買わずに過ごした。角閃石でできているからとても重い。ふたも重い。
ごはんはツヤツヤでとってもおいしかった。

今は石焼きビビンバ用の鍋として活躍している。ごま油がしみた内側は黒く光っている(ビビンバにふたは使わないから、ふたは元の石目グレーのまま)。
蓄熱性があり、火から下ろしてもしばらくはご飯がパリパリとかすかに焦げ続ける。ここがまた旨い。
南部鉄器のぶ厚い鍋でビビンバを焼いたことがあるけれど、立ち上る香ばしさはこの鍋には全く及ばなかった。

これ、ほかにどんな活用方法があるんだろ‥?と最近思い始めた。
いろんな石焼きご飯に挑戦してみようかな。

※今は夫と2人前でちょうどくらい。そのうち足りなくなりそうです。

at 23:23, peroperope, キッチンツール

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ブタノオトシブタ

マーナのブタの落としぶた。

いろいろなところで見かける商品でしたが、買うには至りませんでした。
今年のお正月、神戸の実家で使ってみて、こりゃいいなぁ、と思って、コープのポイント交換カタログに載っていたので申し込み。

落としぶたは、煮汁がまわるように穴が開けられた木のもの、ステンレスのパンチングのものを持っているほか、最近はオーブンシートやコーヒー用のペーパーフィルターで代用したりしていました。このブタくんは、それぞれの欠点がうまく補われているように思いました。

・におい、色がつかない
・やわらかい材質で、食材をつぶさずにうまく密着
・使い捨てしなくてよい
・穴からうまく煮汁が抜ける
・それ自体が熱くならないので扱いが楽
・電子レンジのラップの代わりにもなる

火のそばで使う樹脂製のものはなるべく買わないようにしていますが、これは便利です。
鼻の穴から煮汁がブクブク
煮物の間中ユニークなブタくんです


at 07:56, peroperope, キッチンツール

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SPAGHETTI BOOK

これはなーんんだ?

パスタメジャーを買いました。ノートブック型で、樹脂製、かなり小ぶり。一辺9.5センチのプレートがリングでつながっています。丸とハートとおうちがモチーフで、丸で1人ぶん、ハートで2人ぶん、おうちで4人ぶん計れます。
モノトーンのものもありましたが、楽しげな色合いのこちらを選びました。

スウェーデン製です

※スウェーデン、とカタカナで書こうとすると、いつも綴りに迷うわたし。「すえーでん」「すぅえーでん」「すうえーでん」等々、平仮名で入力して、変換すると妙な文字交じりになってしまい、ありゃりゃ?と思うことしばしばです。

at 11:20, peroperope, キッチンツール

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あきない

コーヒーが大好きで、日に何回も淹れては飲む。一度に2〜3杯ぶんを落とし、大きめのマグカップを使っていたけれど、2年ほど使っていたこのカップが2つ、相次いで欠けてしまった。飲み口が薄く、外側に向かうカーブが程よくて、気に入って使っていたから、とてもがっかりした。同じシリーズのカップ&ソーサーも持っているから、またマグを買い直すこともないかな、と手持ちのマグ(たくさんしまいこんである)を見てみたけれど、どれもイマイチだ。口がぼってりとぶ厚くて、コーヒーがおいしくない。ものによっては口角からコーヒーが垂れそうになる。

そういえば、と思い出し、引っ張り出してきたのは、抹茶用のお茶碗。昔、有田に出張して時間が余ったときに立ち寄った和食器屋さんで一目ぼれしたもので(でも有田焼ではなく土もので、確か関東の作家さんの作品だった)、買った当時はこれでコーヒーを飲んでいたのだった。
口をつけるところは厚みがあるものの、型ものじゃないからか飲みやすい。久々に見たら、いい具合に貫入が入っていて味わいが増している感じ。

普段、赤い柄の食器はあまり手にとらない。
このお茶碗にはぐるりと「春」「夏」「冬」という字が描かれていて、お店のひとが「『秋』がないから『飽きない』んだよ」と話してくれたのが決め手だったっけ。それから10年経つけど、確かに飽きはこないかな。
春なので

でも、いつか気に入るマグカップに出会えたらいいな、とも思っている。

※使い勝手のよいマグってなかなかありません。やたらといただいて、がっかりする筆頭がマグカップかもしれません。マグだけは絶対贈りものに選ばない、とわたしは決めています(確かにそれなりに格好がついて、手ごろな値段だけど、安易と言えば安易かと‥)
※匂いが付くので、これを抹茶に使うことはありません。

at 09:40, peroperope, キッチンツール

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いかクリップ

イカ一夜干しをはさんだところ
(蛍光灯の下ゆえ色がよくないですが)


coopのカタログで最初にこれを見たときには、誰が買うんじゃい?と思ったものの、次に目を通したときには番号を控えてしまってた。一夜干しは格子の切れ目を入れてもきれいに焼けた試しがない。いつもクルンと丸まって、グリルの中で反って、上火に近いところが焦げる。金串は持っていないし、これはいけるんじゃないかと思ったんだった。

届いたクリップは全長20センチほどで、ゼムクリップをそのまま大きくした形状。それを今日、初めて使ってみた次第。
クリップ以前にこれは焼き過ぎ‥

結果から言えば、いつもよりはずっとまっすぐ焼けた、と言える。クリップが熱くなると説明されていたけれど、それもトングを使って難なくクリア。これはなかなか使えるかもしれない。でも、イカのクルンの力は手ごわくて、焼き上がったときにはクリップが少し持ち上がっていた。

グリルの網からイカの足が垂れて水についちゃうのが、あとは難点かなぁ。これは慎重に乗っけても、焼けて縮むと浸っていて、いつも悲しい思いをする。なんとかならないものかね。アルミホイル敷くしかないのかな。

※イカ一夜干しを食べられるのも我が家ではわたし一人。肩身の狭いキッチンツールなのでした。


at 18:18, peroperope, キッチンツール

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